【自己肯定感を高める方法】それは、「自分のコアな強み」を見つけることです
自信が持てずいつも精神的に不安定な自分がいる。自己肯定感が低いと自分に価値を見出せなくなります。
では、自己肯定感を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
よく自分に自信を持つには、「結果を出す」「成功する」のが1番などと言われます。確かにこれには一理ありますが、それはあくまでも瞬間的なものです。
成功してお金持ちになったあとのことを想像してみてください。
自分に本当に自信が持てるでしょうか?結果が出た瞬間は自分はやればできるんだ。凄いんだとなるかもしれません。
でも、上には上がいるんです。比較して「あの人と比べると自分は・・・」とネガティブになる未来しか想像できません。そして、お金がなくなったらどうしようと不安な毎日を過ごすことになると思います。
この状態は、心理学ではストレングスブラインドネス(強みの無知)と呼ばれます。
強み研究の中心的な存在であるアメリカにあるVIA研究所が発表した考え方ですが、その研究所のライアン・ニーミック博士はこう言っています。
「私を訪れる患者や学生でも、自信の低さで悩んでいる人がいます。しかし、ほとんどの場合、自分が持つ強みについての認識がないのです。その人たちに、私はよく尋ねます。『独自の強みは何ですか?』と。そんなとき、その人たちは何も答えがないかのように、うつむいてしまうのです」
出典:https://diamond.jp/articles/-/78696
つまり、自分の強みをベースに生きないと常に不安定な状態で自分を好きになれないということです。
メンタリストDaigoも自己肯定感を高めるには強みをベースに生きることと自身のyoutubeで語っていましたが、強みをベースに生きることで幸福度が上がり抑うつ傾向が低下したという研究結果もあるほどです。
そのため、自己肯定感が低くて悩んでいるなら、まず自分の強みを知ることが大切です。
自己肯定感を高める3つの考え方
自分を特徴づける3つの強みを知る
強みは1つだけではなく、3つ見つけてください。その3つの強みで支え合うことが大切です。
理由は、1つだけだとそれが折れてしまったときに立ち直れなくなるからです。1つに依存してはいけないということですね。
メンタリストDaigoの強みは「好奇心」「表現力」「常識がない」だそうで、この3つを軸に生きることで自分に自信を持てるようになり、結果的に成功できました。
先に成功して自己肯定感が高くなったのではなく、自己肯定感が高くなり、結果的に成功できたというのもポイントですね。
成功者の多くは成功する前から自己肯定感が高かったことがあきらかになっています。
ここで強みについて大事なのが、強みというのは努力して手に入る強みではなく、自分を特徴づける強みであることです。なぜ?を繰り返し見つけることができる、自分の内側にあるコアな強みです。
コアな強みの特徴には、それをしていてもまったく苦にならないという特徴があります。
このコアな強みを3つ見つけることが、自己肯定感を高める第一のSTEPです。そして、その強みが日常生活や仕事で活かされているかを考えてください。
日常的に新しいことにチャレンジしていく
強みを知るだけでは意味がありません。そして、それを単に使うだけでもだめです。
大切なのは、その3つの強みを常に新しいことに使っていくことです。なぜなら、慣れれば何も感じなくなるからです。ありがたみを感じなくなるからです。
好きなものを毎日食べるとおいしいと感じなくなるのと同じですね。
そのため、強みを同じことに使うのではなく、定期的に新しいことに使っていくことで、自分の強みはいろんなとこで生きて、結果、自分って色々できるんだと認識できるようになります。
そうすると、常にハッピーな状態が維持できるようになり、本当の意味での自信があるという状態が手に入ります。
他人の称賛を軸に生きてはいけない
他人の称賛で自己肯定感を高めすぎてはいけません。もちろん、人からの褒められることで自己肯定感が高まるのも事実です。
ですが、それを追い求めすぎると、それがなくなったときに全てが崩壊してしまいます。あくまでも、ベースは自分の内側です。
Daigoはタレントが自信喪失する典型例として視聴率が取れなくなったことを挙げています。
「視聴率が取れる=自分はすごい」と思っていたのでしょうね。
これは、名声目的でお金を稼ぐことや、「かわいい」「かっこいい」の評価を求めて外見を磨くことも同様です。
どんなに外見を磨いても上には上がいます。誰も称賛してくれなくなれば、自分に価値を見出せなくなります。そして、その恐怖から、常に背伸びをして頑張っていかなければいけません。
でも、自分を特徴づける強みをベースに生きていれば、背伸びをする必要もなければ、何が起きても大きく崩れることはありません。誰かにに褒めてもらいたくて生きていないからです。
自分のコアな強みを知り、それを活かすことで自分の内側から得られる自己肯定感が何よりも大切なのです。
自分の強みが分かり自己肯定感が高まった人の声
自分の強みを発見したことで、日常生活や仕事などのあらゆる場面で、その強みを活かし、さらに成長させていこうと考えるようになった。
私が自分の強みが分かったことで少し自分を肯定できるような感じがします。時たままだその自殺願望が出ますが以前よりかは緩和されたような感じがします。
何をするにも自信がついてきました。それ以前の私はなにをするにも自分じゃ無理だな、と決めつけていました。
自分を特徴づける強みを見つける方法
- 人に褒められるけど自分ではピンときていないこと
- 人によっては大変そうなことでも、ストレスを全く感じないこと
この2つのことを自己分析や人に聞いて探しましょう。
なぜなら、この2つは自分が自然体になれる瞬間だからです。意識せずとも自然とできることは、他人よりもできることです。それこそが、自分を特徴づける強みです。
最後に、20分〜30分で自分を特徴づける強みを見つける方法をご紹介しておきます。
それが、グッドポイント診断という強み診断テストです。
このような質問に約300問回答していくことで、以下の中から自分の強みが5つ分かります。もちろん、詳しい解説付きです。
その5つの強みは、間違いなく以下2つのことと深く関わっています。
- 人に褒められるけど自分ではピンときていないこと
- 人によっては大変そうなことでも、ストレスを全く感じないこと
診断結果から、過去の経験と結びつけて、自分でも納得できる特徴づける強みを見つけてみてください。
他にもVIA強みテストというDaigoがおすすめしていた同様の診断ツールもあるのですが、この診断テストは欧米人向けに開発されたテストなので日本人には不向きです。
このような思想・宗教絡みの質問も多く、登録サイトも英語で分かりにくいので、おすすめはできません。
それに、グッドポイント診断の300問に対しVIAテストは240問と本格具合もグッドポイント診断が勝ります。
グッドポイント診断は就職・転職業界で有名なリクルートが開発したテストなので、信頼性も抜群です。なので、このグッドポイント診断だけ受ければOKですよ。診断には20分〜30分かかります。
ただし、このグッドポイント診断は無料で受けれますがリクナビNEXTという転職サイトに登録する必要があります。
といっても、登録する個人情報はメールアドレスぐらいで学生でも社会人でも誰でも登録できるので心配する必要はありません。
他では、このような本格診断ツールは通常有料なので、試しに診断しておきましょう。リクナビNEXTに会員登録後、マイページからグッドポイント診断へと進めますよ。
グッドポイント診断は、こちらからどうぞ
(リクナビNEXTに登録後、診断可)
まとめ
- 自分の強みを3つ把握する
- 普段の生活・仕事で強みを活かす
- 新しいことにチャレンジして経験を積む
この3つのSTEPで自己肯定感を高めることができます。自分に自信を持てるようになります。
DaiGoの場合、自分の強みを全て生活や仕事の中に取り入れている最高の状態です。「好奇心」を活かし、大量の本や論文を読み常に新たな知識を取り入れ、「表現力」を使いそれを動画や本で多くの人に伝えお金を稼いでいます
ポイントは、習慣化することなので、もし、自分を特徴づける強みが日常生活や仕事で発揮できているなら今の方向性は間違っていません。後は新しいことにチャレンジし、経験を積んでいくことで自己肯定感は高まっていきます。
もし、現時点でコアな強みが分からないのであれば、とりあえずグッドポイント診断を受けてみましょう。
グッドポイント診断は、こちらからどうぞ
(リクナビNEXTに登録後、診断可)